蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第8回
2025年09月11日 蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第8回
本日の第8回は " (株)渡辺精機 渡辺 達大 氏 " にお願いしました。

渡辺氏は2023年9月に続き2回目の登壇です。
前回の演題は「楽しもう!」でしたが、今回は「町工場を継ぐという選択肢」。
冒頭で会社の概要説明。業務としては「切削加工による試作部品の製造」で売り上げの大部分は試作部品だそうです。

試作部品なので」当然、毎日同じモノを作っているのではなく毎日違う図面をみて違う部品を作っているそうです。今まで使っていたものに追加工を行う際は失敗ができないので、NC旋盤ではなく汎用旋盤で感触を確かめながら加工するそうです。

実際の加工事例の話しの中で「図面に見合った工具がなければ、作ってしまえばよい」という話が学生の感想の中でも多く書かれていました。授業中に話したつもりなのですが・・・・

そのあとご自身の自己紹介&経歴の話になりました。ご本人は " 黒歴史 " と話されていましたが、高校時代は遊んでばかりいて大学受験の失敗、そのあといわゆる " プータロー " をしていたそうです。このままでは「まずい」ということで、とにかく " 働こう " ということでパートで2年間働いていたそうです。そして決意して「将来、渡辺精機に入社したいと父と祖父に伝え」本校の機械設計科の前身のCAD設計製図科に入学して「機械の勉強を人一倍した」と話されていました。そんな中渡辺氏が2年生の時に私が他学科から移動してきました。当時の担任のS先生からは " フリーターをやってたらしいよ ” と聞いていたので私も " 黒歴史 " の件は知りませんでした。渡辺氏は冗談抜きで " 真面目に学んでいた " と思います。学生時代の成果として2次元・3次元両方のCAD利用技術者試験1級で最高得点表彰を受けております。
その後父親に別会社で経験を積んできた方が良いということ建設機械等を扱う会社で整備・組立&設計開発を経験後、祖父(会長)の他界のタイミングで現在の会社に入社されたそうです。
そんな経歴から「人生落ちるときはあれど再起できる」「自分で選んだ道は踏ん張りが効く」まとめとしてお話ししていただけました。この話も結構学生の心に響いているみたいでした。
そんな経歴から「人生落ちるときはあれど再起できる」「自分で選んだ道は踏ん張りが効く」まとめとしてお話ししていただけました。この話も結構学生の心に響いているみたいでした。
渡辺精機入社後は機械加工の経験はほぼないので先輩社員に教えてもらいながら現場経験を積んで行ったそうです。そんな中違い所にいたからこそ自社の良い面・悪い面が見えてきたそうです。
当然業務改善をしようとして提言をするものの・・・当然話は聞いてもらえない。

当然業務改善をしようとして提言をするものの・・・当然話は聞いてもらえない。

そこで渡辺氏は信頼関係を築くためにも【自分自身の行動・結果で示す】ということ心がけ、いきなり大きな変更はできないので、材料管理等のあまり目立たない小さな業務改善をコツコツと積み重ねて結果を出していったそうです。
そうこうしていると今度はコロナ禍で業績悪化。営業力強化のため移動と同時に会社でも専務取締役に就任。当然ここで先輩方と立場が逆転。多少ギクシャクすることがあったが、ひたすら話し合い自分の会社への思いを伝え続けたそうです。また社員のための行動を考え、経営上の透明性を訴えるため2週に1回売り上げ等の財務状況を報告しているそうです。また自分で採用した社員も増えたこともあり社員との信頼関係の構築ができていったそうです。

当然そうですよね、いきなり若造が偉そうなこと言ってもベテラン社員が言うことを聞くわけないです。時間をかけ、向き合い、誠実な行動、結果を出していけば信頼関係を築くことができていくはずです。学生には「このような経営者がいる会社」に就職して行ってもらいたいです。このような会社を見つけるのは大変だと思いますが・・・
そのあと【町工場の特徴】のお話し。優れた技術を持っているが、営業が下手、発信ができていないので社会にとって欠かせない存在なのに知られていない。

一人一人の裁量が大きくその分成長できる。経営者との距離が近いのでやりたいことを形にしやすいなどの特徴と後継者不足で廃業してく工場が増えている、廃業した会社の転注先が見つからないという問題があるという現状をはなしていただきました。
このままではまずいので技術継承を含め「存続するための大きな変革」が必要であり、いかに「人材の確保」をするのかが課題であると発言されました。
最後に【一緒に働きたい人材】として " 向上心 " があり、 " 自発的 " に動き失敗から学べる人を挙げていました。うーん痛いですね、学生達よーく聞いておいてください。また、気配り・チームワークができる人というのも挙げていました。
また自分自身の【なりたい人材像】というのもお話ししていただけました。
・実際に相談に乗ってもらった先輩経営者の方々のように他の経営者からも頼られる存在
・これからの後継経営者のサポート
になりたいそうです。またボソッと「経営者って思ったより孤独」と言っていました。
相談窓口は多くあったほうがよいですね。

当然そうですよね、いきなり若造が偉そうなこと言ってもベテラン社員が言うことを聞くわけないです。時間をかけ、向き合い、誠実な行動、結果を出していけば信頼関係を築くことができていくはずです。学生には「このような経営者がいる会社」に就職して行ってもらいたいです。このような会社を見つけるのは大変だと思いますが・・・
そのあと【町工場の特徴】のお話し。優れた技術を持っているが、営業が下手、発信ができていないので社会にとって欠かせない存在なのに知られていない。

一人一人の裁量が大きくその分成長できる。経営者との距離が近いのでやりたいことを形にしやすいなどの特徴と後継者不足で廃業してく工場が増えている、廃業した会社の転注先が見つからないという問題があるという現状をはなしていただきました。
このままではまずいので技術継承を含め「存続するための大きな変革」が必要であり、いかに「人材の確保」をするのかが課題であると発言されました。
最後に【一緒に働きたい人材】として " 向上心 " があり、 " 自発的 " に動き失敗から学べる人を挙げていました。うーん痛いですね、学生達よーく聞いておいてください。また、気配り・チームワークができる人というのも挙げていました。
また自分自身の【なりたい人材像】というのもお話ししていただけました。
・実際に相談に乗ってもらった先輩経営者の方々のように他の経営者からも頼られる存在
・これからの後継経営者のサポート
になりたいそうです。またボソッと「経営者って思ったより孤独」と言っていました。
相談窓口は多くあったほうがよいですね。
学生の中にも実家が工場をやっている学生が結構な人数いるので、演題として「町工場を継ぐという選択肢」をお願いしたのですが、最後に【次期後継者のかたへ伝えたいこと】として
・本気で会社と社員に向き合う
・はじめは苦労します
・でもやりがいはあります
をお話ししていただきましたが、一般従業員として反対にこのような考え方を持った「経営者」が運営している会社に勤務するといいんじゃないかなぁと、少しだけ思いました。
本日の講演、ありがとうございました。
追記:渡辺氏は以前からこの「技術継承」をするためにも「若手の人材」が欲しいとお話をされていました。会社で「若手人材が欲しい」だけでなく、いかに「後継者の育成」をしていきたいのか?ということまで考えて行動しているのだなぁと思わされました。
(oka)
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○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●・はじめは苦労します
・でもやりがいはあります
をお話ししていただきましたが、一般従業員として反対にこのような考え方を持った「経営者」が運営している会社に勤務するといいんじゃないかなぁと、少しだけ思いました。
本日の講演、ありがとうございました。
追記:渡辺氏は以前からこの「技術継承」をするためにも「若手の人材」が欲しいとお話をされていました。会社で「若手人材が欲しい」だけでなく、いかに「後継者の育成」をしていきたいのか?ということまで考えて行動しているのだなぁと思わされました。
(oka)
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