蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第4回
2025年07月03日 蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第4回
今日の第4回は " (株)Creative Works 宮本 卓 氏 " にお願いしました。

宮本氏は初登壇です。
(株)Creative Works は江戸川区の企業で " 「溶接」を中心に製造技術を追求する会社 " 。


まずは会社紹介から。自分で会社を設立して3年ほど経過しているそうです。

溶接による製造受託(遊具等)だけではなく、" 宮本溶接塾 " という企業&個人向けのの溶接技術に関する人材育成をしておられます。会社として " 溶接 " 技術の人材育成をされている方に初めてお会いしました。

企業向けに関しては依頼された会社に出向いて技能研修を行い、個人向けに関しては全12回の「TIG溶接入門コース」を行っており、ほかの仕事をしていて溶接技術を学ぶことにより仕事の幅を広げる方、自分の会社では教えてくれないという方、また趣味で車・バイクいじり、薪ストーブを作りたい方、最年少は中学生など様々な方々が受講しているようです。すでに卒業生40名で現在11名が受講中だそうです。

ただ技術を教えているだけではなく、研究開発として作業内容の可視化・動きの解析を目的とした溶接技能訓練システム「Doctor Welding」を開発し、育成に生かしているそうです。
生産技術を追求する会社なのに、なぜ人材育成をしているのか?ということに対しては「人も生産技術の一つ」ととらえてのことで、人材育成もしなければならないと考えているそうです。

また講師は、自社の人材だけでなく宮本溶接塾を受講した他社の方々にもお願いしていて、研究開発のお願いしているそうです。
このように自社だけにとどまらず近隣の江戸川区・足立区の町工場と連携して人材育成に取り組んでいるそうです。
また、溶接の楽しさを伝えるために小学生向けのワークショップ(TIG溶接)を実施しているそうです。

ここまでお話を伺ってわかったのは、技術を自分だけのモノにするのではなく広く次世代の人材育成を行っている方なのだと言う事でした。
後半戦が宮本氏の自己紹介になりました。
自身が技術監修した溶接の書籍がナツメ社から発売され、「Amazonや楽天などに自分のプロフィールが載ってしまっている、皆さんも気を付けてください」と笑っていました。


また講師は、自社の人材だけでなく宮本溶接塾を受講した他社の方々にもお願いしていて、研究開発のお願いしているそうです。
このように自社だけにとどまらず近隣の江戸川区・足立区の町工場と連携して人材育成に取り組んでいるそうです。
また、溶接の楽しさを伝えるために小学生向けのワークショップ(TIG溶接)を実施しているそうです。

ここまでお話を伺ってわかったのは、技術を自分だけのモノにするのではなく広く次世代の人材育成を行っている方なのだと言う事でした。
後半戦が宮本氏の自己紹介になりました。
自身が技術監修した溶接の書籍がナツメ社から発売され、「Amazonや楽天などに自分のプロフィールが載ってしまっている、皆さんも気を付けてください」と笑っていました。

学生時代は金属材料の研究を行い(お話によるとかなりマニアック)、宇宙にも興味があったので、就活は現JAXA(当時はNASDA)を受けるが不採用でどん底に、材料メーカーに就職。
サラリーマン時代は磁石と粉の研究をしていたそうです。
大企業に入ると仕事とやりたいこととギャップがあり、このままじゃヤバイと思ったそうです。企業にいてもやりたいことができないのじゃないか?と考え、自分で手を動かして現場作業が好きだったので職人修行をして手に職をつけようと家業の町工場で仕事をするようになったそうです。
そこで気づいたのが、人がいない自分がやっていることが誰にも知られていないのではないか?実家の町工場の方がもっとヤバイのではないかと思い、外との繋がりを求めるようになったそうです。
そんなときにほかの人との繋がりから、趣味で宇宙開発(人工衛星開発)を行っていいる " リーマンサット " プロジェクトに初期のころから参加されたそうです。あくまでも趣味の団体なのでリーダーが「世の中に全く役に立っていない」と話されているそうです。就職するときに望んでいた「 " 宇宙開発 " が仕事ではなく " 趣味 " としてでもかかわることができたのは良かった」と話していただけました。
そんな中、家業と別な仕事をしなければならなくなったので、自分で会社を立ち上げることになったそうです。
技術者だけでなく経営者として働かなくてはならないので、" 大変 " なのだそうですが、" 仕事をしている感 " は充実しているそうです。
最後に学生に対して「本物の技術者を目指すため」の私的意見をを話していただけました。

・まずは業界を見渡せる大企業へ
・やりたい仕事には遠回りをして近づけ
・研究・設計・生産技術・製造を横断できる力を
と言う事で、直接やりたい仕事に就くのもよいが、周辺の技術を知ることによって、技術者として成長した後、研究・設計・生産技術・製造の自分に合う分野の中小企業へ行き、「よりいいもの」を作りやすくなるのではないか?
サラリーマン時代は磁石と粉の研究をしていたそうです。
大企業に入ると仕事とやりたいこととギャップがあり、このままじゃヤバイと思ったそうです。企業にいてもやりたいことができないのじゃないか?と考え、自分で手を動かして現場作業が好きだったので職人修行をして手に職をつけようと家業の町工場で仕事をするようになったそうです。
そこで気づいたのが、人がいない自分がやっていることが誰にも知られていないのではないか?実家の町工場の方がもっとヤバイのではないかと思い、外との繋がりを求めるようになったそうです。
そんなときにほかの人との繋がりから、趣味で宇宙開発(人工衛星開発)を行っていいる " リーマンサット " プロジェクトに初期のころから参加されたそうです。あくまでも趣味の団体なのでリーダーが「世の中に全く役に立っていない」と話されているそうです。就職するときに望んでいた「 " 宇宙開発 " が仕事ではなく " 趣味 " としてでもかかわることができたのは良かった」と話していただけました。
そんな中、家業と別な仕事をしなければならなくなったので、自分で会社を立ち上げることになったそうです。
技術者だけでなく経営者として働かなくてはならないので、" 大変 " なのだそうですが、" 仕事をしている感 " は充実しているそうです。
最後に学生に対して「本物の技術者を目指すため」の私的意見をを話していただけました。

・まずは業界を見渡せる大企業へ
・やりたい仕事には遠回りをして近づけ
・研究・設計・生産技術・製造を横断できる力を
と言う事で、直接やりたい仕事に就くのもよいが、周辺の技術を知ることによって、技術者として成長した後、研究・設計・生産技術・製造の自分に合う分野の中小企業へ行き、「よりいいもの」を作りやすくなるのではないか?
とお話ししていただけました。うーむ、話が深いですねぇ。学生たちには理解して欲しいところです。
最後にまとめとして、
・製造業へようこそ
優秀な技術者に来て欲しい
・技術者としてどのポジションを狙うか
自分としての強みを理解し自分の立ち位置を築く
・溶接を学びたくなったら宮本溶接塾へ
宣伝だそうです
普段から私も同じような話をしているのですが、" モノづくりのミライ " を担う技術者を育てるという高い志が学生にも伝わって欲しいと思いました。
最後にまとめとして、
・製造業へようこそ
優秀な技術者に来て欲しい
・技術者としてどのポジションを狙うか
自分としての強みを理解し自分の立ち位置を築く
・溶接を学びたくなったら宮本溶接塾へ
宣伝だそうです
普段から私も同じような話をしているのですが、" モノづくりのミライ " を担う技術者を育てるという高い志が学生にも伝わって欲しいと思いました。
" 製造業で働く技術者に対する熱い思い " が感じられるご講演、ありがとうございました。○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
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