蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第1回
2025年05月29日 蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2025」第1回
いよいよ今年も始まりました「大田ものづくり学2025」。
今日の第1回は " (有)安久工機 田中 宙 氏 " にお願いしました。
今日の第1回は " (有)安久工機 田中 宙 氏 " にお願いしました。
演題は“ここをモノづくりの天国にする”。


田中氏は3回目の登壇です。(1回目は2021年6月、2回目は2023年6月)
田中氏は今月(有)安久工機の代表取締役社長兼CEOに就任されました(30歳台の若さ、いいですねぇ)。会社の仕事としては " アイディアと構想からカタチをつくりだす試作開発コーディネーター " 。
強みとしては、 ポンチ絵すらない状況から試作品を開発する " ゼロ→イチの開発設計 " です。
前半戦はご自身の話しで、 " なぜ“アトツギ”になったのか " 。

創業者(おじい様)から受け継がれる技術者の血脈を裏切る高校・大学時代の話しから、30歳で会社員をやめ安久工機入社、入社から2年間の絶望期を経て、会社を立て直すべく常務取締役就任、会社の改革(破壊・再構築だそうです)、2020年からの会社の回復期に打ち出した " ベンチャーフレンドリープロジェクト " と話を聞くのは面白いのですが、「本人は大変だっただろうなぁ」と思いました。
後半戦は前述の " ベンチャーフレンドリープロジェクト " 。
この話に先駆けて、 " 成功の法則 " の話し。

成功するか否かは数学的には、本人の能力よりも " 運 " の影響力の方が強い。と言う事から " 運 " は操作できないのか?という話になり、田中氏いわく " 幸運を引き寄せるためには、自分が誰かにとって、幸運な人になるしかない " 。この文言は学生に強く印象付けられたようでほとんどの学生レポートに好印象な点として書かれていました。
この話の後に " ベンチャーフレンドリープロジェクト " のお話しをしていただきました。
" ベンチャーフレンドリープロジェクト " とは、誰が「ベンチャーフレンドリー」で「何ができるのか」を可視化することで “つくりたい人” と “ つくれる人” の出会いの機会を生み出しイノベーションを爆発的に加速するコミュニティ&データベース創造プロジェクト。

モノを " 創りたい " と思うことはできても、実際に " 製品化 " まで到達させることはかなり難しいことで、この " お手伝い " をしてくれる環境整備が出来れば、実現できるモノが増えると考えられます。

安久工機の研究開発拠点にベンチャー育成と地域交流の機能を融合した町工場発のイノベーション拠点としての " ヤスラボ" 。当然ここに集う人々に " 幸運 " を運んできてくれる場所になると思いました。
" モノづくりのミライ " を自分の手で生み出すという高い志が学生にも伝わったと思います。
" モノづくり対する熱い思い " が感じられるご講演、ありがとうございました。○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
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