蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2023」第7回
2023年07月20日 蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2023」第7回
「大田ものづくり学2023」今日の第7回は " 一般社団法人おおたクリエイティブタウンセンター
山本 章子 氏 " にお願いしました。今回は町工場からの目線ではなく、「大田のモノづくり」を外から見ている目線でのお話をしたいただきました。山本氏は初登壇になります。
山本 章子 氏 " にお願いしました。今回は町工場からの目線ではなく、「大田のモノづくり」を外から見ている目線でのお話をしたいただきました。山本氏は初登壇になります。

前半は " おおたクリエイティブタウンセンター " にたどり着くまでのお話でした。
大学で " まちづくり " を学び、休学して中国に語学留学、SARSで早めに帰国、劇団のお手伝い⇒製作者、お金関連について学びたくて就職、働く傍らまちづくり団体の活動に参加、OLをやめ事務局として活動。ここまで聞いて「色々なことに興味を持ちかなり積極的に行動される方なのだなぁ」と思いました。そんな山本氏も「パートナーの仕事の都合で大阪から東京へ転居し、知らない土地で知らない人々に囲まれ子育てを開始するという」それまでとあまりにも異なる生活を「暗黒の時期」と称していたのを失礼ながら(笑)っとさせていただきました。そんな山本氏ですが、幸いにも " 大田区 " に居住したので「こどもを抱えて " おおたオープンファクトリー " に参加しまちを巡った」とお話しされました。そんなことから「まちに関わる仕事がしたい!」との想いで " おおたクリエイティブタウンセンター " で活動を開始されたそうです。

そんな活動の中で大事にしていることが「みんなの " やってみたい " が叶えられるまちに!」だそうで、このことには学生も感銘を受けているようでした。
中盤は山本氏から見た " 大田のモノづくり " 、主に " おおたオープンファクトリー " について " 運営側 " からの視点でお話をしていただけました。元々の " おおたクリエイティブタウン構想 " は、まちづくり・モノづくり・観光 の3つからクリエイティブタウンを創出する構想で、そのなかで モノづくり・観光 の観点から生まれたイベントが " おおたオープンファクトリー " であり、" 大田区のモノづくりの特徴・特技の理解を拡げる " のが基本であることを教えていただけました。

また具体的に「参加者と工場の出会い」の様子を写真で紹介していただき、イベントの雰囲気を伝えていただけました。学生もかなり興味を持ったようでした。

後半は、山本氏が " 工場長 " をされている " くりらぼ多摩川 " のお話でした。実際に行われているイベントの話しも面白かったのですが、" SCRAP " の話がとても興味深いお話でした。工場から出る " 廃材 " を " 創作素材 " に生かす活動ですが、「廃材がきれい」「廃材はたからの山」発言は " 廃材 " を出す側からの考え方ではなく、学生たちも驚いているようでした。

最後に、本来やりたかったことの " まちづくり " に関しては、現在 " 下丸子駅周辺地区まちづくり構想 " に参加していると嬉しそうにお話しされていました。

今どきの学生に見られる " やる前から諦めてしまう " ではなく、山本氏のお話の中から感じられた " 自分のやりたいことやり、様々なことを実現していく積極的な行動力 " を学生に見習ってほしいなぁと思った貴重なご講演でした。ありがとうございました。
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