蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2023」第6回
2023年07月13日 蒲田キャンパス 特別講義「大田ものづくり学2023」第6回

前半は会社のお話で、創業当初は " ラジオの組立 " のみだったのが、時代を経て計測制御を中心に電子・電機・制御機器の設計開発〜製作までをワンストップソリューションでお客様に提供しており、 " 0から1を生み出す製品開発 " を行っているそうです。開発製品事例として、小型のショベルカーにロボットアームを搭載して遠隔操作できるように改造して東日本大震災での " がれき除去 ” を行うマシン、水で油の洗浄を行うフライヤー、某社からの依頼で折り畳みスマホの開閉試験用マシン等々の紹介をしていただけました。

國廣氏は " つらい時期のプロジェクトの実行委員長 " の経験されているので、そこでの苦労話をしていただけました。そこから企業間連携やモノづくり以外の大切さを学び、さらに " 連携力で中小企業が豊かになるビジネスコンソーシアム・モノづくりの上流工程・デジタル受発注プラットフォーム " を構築し " 高付加価値なモノづくりの提供 " を行うことが重要なことに気づき、モノづくりの連携を促進する運営企業として " I-OTA合同会社 " を立ち上げたそうです。

I-OTA合同会社は、 " 大田区製造業のビジネスをより高度化し、ものづくりノウハウを活かし提案型のものづくりへ転換を図ること " が狙いだそうです。当然一社では不十分なリソースを補完する必要があり、その母体を " 大田区企業 " が連携して " チーム " で戦い、" 市場ニーズと仲間企業をつなぎ、リソースを拡大することで高付加価値のソリューションを提供する " ことが狙いだそうです。
今までにI-OTAコンソーシアムの実績として、マレーシアベンチャー案件、国内農業ベンチャー、農研案件等の話をしていただけました。


西日本地域の農研機構と供に急斜面用の草刈機を共同開発し、その " ワイヤ牽引式草刈機 " を自社製品として販売することになったそうです。会社としてただ単に高精度な " 部品製造 " するだけでも凄いのですが、さらに " 自社製品 " を開発していくという発展的な考え方が「凄いなぁ」と思いました。
最後に求める人物像として
◆繋がれる人材
◆夢、目標を描いている人材
◆障壁を次へのステップと考えられる人材
◆自信が持てる人
を挙げていただけました。
学生さんたち、どう思いますか?
自分一人だけではなく、周りの人たちと連携してより高め合っていくという考え方をわかって欲しいなと思いました。
学生さんたち、どう思いますか?
自分一人だけではなく、周りの人たちと連携してより高め合っていくという考え方をわかって欲しいなと思いました。
" リソースを補完しあい、高付加価値なモノづくりを提供しチームをブランディングして仕事つくる、市場をつくる " という発展的な考え方・姿勢が純粋に「凄いなぁ」と思えた貴重なご講演でした。ありがとうございました。
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