大田ものづくり学2018 工場見学編
2018年06月26日 大田ものづくり学2018 工場見学編
昨日は今年度の「大田ものづくり学」1回目に講演いただいた株式会社北嶋絞製作所さんへ工場見学に行きました。
講演を【聞く】だけでなく、実際に【見る】、【体験】することによりより深く知識・技術を学ぶことを目的として工場見学をさせていただきました。
絞り体験をするグループと会社見学をするグループに分け、交替で体験と見学を行ないました。
見学では説明を受けながら、航空機関連の部品や、人工衛星部品、そして防衛省関連部品、遠心分離機などを見学させてもらいました。
説明を聞きながら、数多くの製品を目の当たりにすると、感慨深いものがあります。
大きさの違いはもちろんですが、材質の違いによって精度を出すためにはここまで注意しながら絞らないとダメなのかと思うと品質を保つ厳しさを感じました。
加工硬化した金属を焼鈍しながら絞る話を聞いて、学生にも授業の意味がやっと理解できたのでは?と思っています。
また絞り特有の機械も見学させていただきました。自社で改造したものや特注で依頼した絞り専用マシンなど、私も初めて見る機械も多く勉強になりました。
体験で製作した器は、一人ひとりじっくり眺めていましたが、自分で作った製品は特別な思いがありますよね。実際には使わないで飾っておくのかなぁ?
北嶋社長、貴重な体験をさせていただき有難うございました。
(masa)
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