機械設計科(CAD 専門学校)

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一年生の授業 「製作実習」

2014年02月21日 一年生の授業 「製作実習」

こんにちは
今年度の授業も残り少なくなってまいりました。
一年間アッと言う間でしたね。

さて、ほぼ一年前に書いた記事をちょっとご覧ください。
http://blog22.neec.ac.jp/archives/51248399.html

して、この戦車はどうなったのか、について続報を書いていませんでしたが、その後、一応設計は完了しました。
T34

↑完成したCADデータに本物っぽく色を付けてみました。

しかし製作する時間はなく、当時のメンバー(今の2年生)は卒業製作へと入って行きました。
そこで、センシャの製作は1年生へ引き継がれる事になったのでした。

SN3V0262-S

写真で見ると実物より良く出来ている様に見えますね
(まだ未完成ですが)
殆どの学生が金属加工は初めて。
コンター(帯鋸盤、金属を切るノコギリ)
ボール盤(穴を開ける機械)
シャーリング(金属を切るハサミ)
ブレーキ(シートメタルベンダー、金属板を折り曲げる機械)
リベッター(カシメ鋲を打つ道具)
などの扱いを実習していきます。

先輩の書いた図面を見ながら製作しますが、図面の間違いや設計が成立していない箇所を見つけたりして苦労の連続です。
しかしあんまり先輩達を悪く言わない方が良いですよ。
これから設計課題をやるのは皆さんですからね〜

設計の良し悪しを見極める感覚を身に付けるには「作る」のが一番。
設計の持つ大きな役割の一つは「作る為の計画」だからです。
設計品質が高ければ高いほど製造工程はすんなり行くのです。
その為のCAD、その為の設計屋のスキルですからね。
設計屋を目指すためには良い経験になりますね

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