1年生@3D‐CADの授業
2013年01月30日 1年生@3D‐CADの授業
皆さんこんにちは、レアキャラの中島です。
今日は私の担当する3D−CADオペレーションの授業を紹介します。
今年度の授業も終わりに近づき、1年生も3D−CADソフト
『CATIA V5』の操作にだいぶ慣れてきました。
さあ、ここからが重要です。一通り操作法を覚えたなら、次に「活用法」を学ばなければ意味がありません。
CADソフトは設計をする道具です。
では実際に何かを設計してみましょう
今日は私の担当する3D−CADオペレーションの授業を紹介します。
今年度の授業も終わりに近づき、1年生も3D−CADソフト
『CATIA V5』の操作にだいぶ慣れてきました。

さあ、ここからが重要です。一通り操作法を覚えたなら、次に「活用法」を学ばなければ意味がありません。
CADソフトは設計をする道具です。
では実際に何かを設計してみましょう

そこで目を付けたのがこちら。
ロボット科の過去の実習で大量に余った工作キットのキャタピラホイールです
これを再利用しておもちゃの戦車を作る事にしました。
と言ってももちろんただ出来合いのキットを組み立てるだけでは設計になりません。
CATIAを使ってオリジナルの戦車を設計してみましょう。
こちらは今週、5週間目の様子です。
この実習のポイントは講師の私も正解を用意していない と言う所にあります。
当然の事ですが、実際に設計する時、設計者は設計結果をまだ知りませんよね?
ですからよくある「こんな形状を〇分以内に作図してください。」みたいな課題だけでは、本当の意味でCADソフトの使い方を学ぶことはできません。
この授業では皆さんと一緒に色々な条件を整理し、調べ、悩み、相談しながら設計を進めていきます。
設計に使う道具はCADソフトだけではありません。
例えば
机の上左端に写ってるのはノギス。
測る道具ですね。
設計屋さんは大抵机に忍ばせています。
何に使うのかって?何かを設計する時すべての部品を新しく設計するなんてことは希です。ネジやバネなどの機械要素は出来合いの物の中から選ぶのが普通ですし、今回の場合も工作キットのホイールを使うのが出発点でした。
相手部品の現物を確認するのはいろはの「い」
他によく使うのは表計算ソフトです。
様々な計算を行う事が出来るこのソフトは第2のCADと言っても過言ではありません。
設計屋さんは兎に角よく使います。
もちろん、本校の実習PCにも全台Microsoft Excelがインストールされていて、自由に使う事が出来ます。
実習PCはまた、インターネットにアクセスする事も出来ます。
部品を探したり、仕様を確認したり、値段を調べたり、他社製品はどうなってるのかな? などヒントを探したり、インターネットも実によく使います。
この様にCADの授業でありながら使う道具はCADソフトだけではありません。
授業で私が説明することはもちろんCADの操作だけではありません。
ホワイトボードを使って基本的な設計の考え方等を解説します。
例えばこんなことも

「摺動」 (下手字お許しを)
この言葉ご存知ですか?
パソコンでも一発変換できません。
でも機械屋さんは全員知っています。
気になる方は調べてみてください。
そのほか私が会社員時代に経験した「ここだけの話」(ここには書けません
)も交えながら設計を学んでいく「CADオペレーション」の授業です


設計は進んでいるかな?
残念ながら今学期中の完成は難しそうですが、来年度も設計は続きます。
そして設計が完了したら計画図、製作図等図面を書き、そして実際に製作まで行います。
さてどんなものが出来上がるか、お楽しみに
ロボット科の過去の実習で大量に余った工作キットのキャタピラホイールです

これを再利用しておもちゃの戦車を作る事にしました。
と言ってももちろんただ出来合いのキットを組み立てるだけでは設計になりません。
CATIAを使ってオリジナルの戦車を設計してみましょう。
こちらは今週、5週間目の様子です。
この実習のポイントは講師の私も正解を用意していない と言う所にあります。
当然の事ですが、実際に設計する時、設計者は設計結果をまだ知りませんよね?
ですからよくある「こんな形状を〇分以内に作図してください。」みたいな課題だけでは、本当の意味でCADソフトの使い方を学ぶことはできません。
この授業では皆さんと一緒に色々な条件を整理し、調べ、悩み、相談しながら設計を進めていきます。
設計に使う道具はCADソフトだけではありません。
例えば

測る道具ですね。
設計屋さんは大抵机に忍ばせています。
何に使うのかって?何かを設計する時すべての部品を新しく設計するなんてことは希です。ネジやバネなどの機械要素は出来合いの物の中から選ぶのが普通ですし、今回の場合も工作キットのホイールを使うのが出発点でした。
相手部品の現物を確認するのはいろはの「い」

他によく使うのは表計算ソフトです。
様々な計算を行う事が出来るこのソフトは第2のCADと言っても過言ではありません。
設計屋さんは兎に角よく使います。
もちろん、本校の実習PCにも全台Microsoft Excelがインストールされていて、自由に使う事が出来ます。
実習PCはまた、インターネットにアクセスする事も出来ます。
部品を探したり、仕様を確認したり、値段を調べたり、他社製品はどうなってるのかな? などヒントを探したり、インターネットも実によく使います。
この様にCADの授業でありながら使う道具はCADソフトだけではありません。

授業で私が説明することはもちろんCADの操作だけではありません。
ホワイトボードを使って基本的な設計の考え方等を解説します。
例えばこんなことも

この言葉ご存知ですか?
パソコンでも一発変換できません。
でも機械屋さんは全員知っています。
気になる方は調べてみてください。
そのほか私が会社員時代に経験した「ここだけの話」(ここには書けません




残念ながら今学期中の完成は難しそうですが、来年度も設計は続きます。
そして設計が完了したら計画図、製作図等図面を書き、そして実際に製作まで行います。
さてどんなものが出来上がるか、お楽しみに

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