昨日、東京国際フォーラムで開催された「江戸・TOKYO 技とテクノの融合展2012」を見学してきました。

指南車や茶運び人形などが展示されており、ギヤを使った機構部分にはかなり小さい差動歯車が使われていて、その精密さに驚きました。

他には、厚肉パイプを非常に小さいRで曲げているエルボにもビックリしましたね。どう見てもこの肉厚では曲がらないだろうと思えるような小径で肉厚のパイプを見事に曲げていました。話を聞いてみると特許品だと教えてくれましたが、鍛造で作ったエルボの両側から穴加工することを考えると工数やバリ処理の問題が改善されるのは勿論ですが、ドリルで直角にあけた穴より圧力損失が小さいのは明らかですからね。それで歪もないって言ってたのでビックリです。

学生も多くのブースでいろいろ質問していました。予想以上に時間をかけて話を聞いていたので勉強になったと思います。また、良い展示会があったら行きましょう！　（masa）