機械設計科(CAD 専門学校)

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気になる業界の勤務状況

2012年06月30日 気になる業界の勤務状況

皆さんこんにちは、中島です。

先日こんなことがありました。
CAD設計製図科が中心になって『WEMプロジェクト』を進めていますが、先日途中で止められない作業に突入してしまい、時間は21時を回ってしまいました。
夜9時ともなると殆どの人は帰宅し、構内はすっかり静まりかえってまるで真夜中の様な錯覚に陥ります。
IMG_3318-S作業の方は初めての「ドライカーボン」製法で慣れない作業、慣れない道具、慣れない資材を色々と扱い、試行錯誤しながら進めていきました。
ある段階に差し掛かった時、次に使うべき資材を見てちょっと困惑しました。
私が知っていた物とは随分見た目が異なり、「もしかして何か勘違いして発注してしまったのではないだろうか…」と不安になったのです。
そこで、取扱い業者さんに電話をかける事にしました。
夜9時の事です。
「まだ人居るかな?…」

プルルル ガチャ「ハイ〇〇です」
普通〜にまだ居られました
何でしょう、この安心感(笑)
(そして丁寧に説明をしてくださいました。)


さて
製造業は勤務時間が長い! のか?
今日はこの辺の所をお話したいと思います。


〜9時に帰ってデザート食べる

もちろん会社や職種にもよりますから一概には言えません。
私が設計のお仕事をしていた頃の話をします。
結論から申します。
勤務時間は長いです
設計にも各段階があって、スケジュールに従って集中して設計作業を進めるフェーズ(段階)になると、毎日22時までが普通でした。
遅れているチームはそこから更に残業したり、次の日早出をしたりします。
こういう状況になると、21時に帰れた日にはもう、ちょっとした休日気分になりまして、
「いつもの牛丼にコンビニ寄ってデザート付けちゃお
てな気分になったものです。
(独身男の荒んだ生活は今回のテーマとは無関係です・・・
因みに夜ごはん休憩も取れましたが、私はノンストップ派でしたので帰るまで食べませんでした。


〜製造業に祭日は無い!?

これも会社によりますが、製造業では祭日が休みでない会社が多いです。
何故かと言いますと、工場は起動する時にコストがかかるからです。
例えば鋳造炉など一旦温度を上げたらそのまま稼働し続けた方がコスト的にも時間的にも有利です。
週の途中で一旦火を止めるなどもってのほかです。
設計と鋳造炉の温度とは直接には関係ありませんが、業界全体がそういうシフトになっているので、祭日は出社が普通でした。


〜土日は休み?ノー残業デーって?

通常土日は休みです。
そして私が勤務していた職場では水曜日はノー残業デーと決まっていました。
しかし、プロジェクトも佳境に差し掛かるとこれらもおぼつかなくなります。


〜ロクな事ないの?ブラックなの??

でもご安心ください。決して悪い事ばかりではありません。
プロジェクトがひと段落した時、貯めに貯めた有給休暇や休日出勤の代休をここぞと取ることが出来ます。
行楽シーズンでもない平日、のんびり温泉旅行などにも行けます。
ねずみの国も貸切状態?!
しかも一仕事終えた達成感、解放感が一層旅を楽しくします。
これはこの仕事でしか味わえない、経験した者にしか解らない感覚です。
ここで鋭気を養い、また次のプロジェクトへと臨んで行きます。


〜連休は長い

それとお正月休み、ゴールデンウィーク、お盆休みは10日前後取れました。
他の業種より長めですね。
理由は祭日出社の分をまとめて取るからです。


〜まとめ

設計の仕事にはメリハリがある事が特徴です。
はっきり言って殆どの時間は辛い思いをします。
しかしプロジェクトの結実という「スペクタクル」がある仕事でもあります。
しばらくして自分が関わった製品のテレビCMなんかを見るのも乙なものです。
その瞬間の為に頑張る事が出来ます。
その時の喜びはそれまでの努力に比例します。

しかし万人にお勧め出来る仕事でないのもまた事実です。
仕事はほどほどに趣味で楽しみたい人も居るでしょう。
基本的に製造業へ進む人はものづくりが好きな人に限ります。
ものづくりへの欲求とはある種の人に根源的に備わっているものと私は思います。
「休みたい!」より「つくりたい!」が勝る人。
是非目指して頂きたい職業だと思います。


※個人の体験を元にしていますのでご参考まで。

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