スケッチ製図
2010年07月26日 スケッチ製図
1年次ではCATIA(キャティア)、Auto CAD(オートキャド)といったCADソフトのオペレーション技術と三面図の描き方や表現方法など図面に関する基礎を中心に勉強します。
2年生になると、CADの基本操作や図面の描き方はマスターしているので、機械部品の製作法や加工法などを深く理解してもらうためにスケッチ製図を取り入れています。実物を計測しながらフリーハンドスケッチを行なって、最終的には2次元CAD、3次元CADによって製作図を作ります。また、ノギスやマイクロメータなどの計測具の使い方にも慣れてほしいと思っています。4月からスタートし、トースカン、ギヤポンプと終わらせたのでもう大丈夫でしょう。
トースカンとは、ケガキといって材料に加工するための基準となる線(丸棒の心出しなど)を引いたり平行面の検査などを行なう計測具です。最近ではデジタルで数値が表示されるものやハイトゲージなども使われています。
ギヤポンプは歯車の回転を利用して液体にエネルギーを与え送り出すものですが、他にベーンポンプ、プランジャポンプ、ピストンポンプなどもあります。 (saito)
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