機械設計科(CAD 専門学校)

テクノロジーで社会を豊かにする。



蒲田 八王子 2年制 CAD技術者をめざす人の学科・資格・就職・業界情報ブログ 機械設計科

オープンキャンパス・体験入学

零戦の引込脚

2008年06月21日 零戦の引込脚

脚 零戦の前輪は油圧で翼内に収納される構造となっています。機械的には左右の収納スピードは同じはずですがプロペラの回転による空気の流れで機体の右側(写真では左側)が先に収納されるケースが多かったようです。しかし、油圧ポンプの性能差のためか、左側から収納される機体もありました。
模型の世界では翼側の引込脚のカバーは一体で表現増槽されてしまいますが実際には上下2パーツで構成されています。(写真の青帯の下で分割) 赤・青の帯は荷重状態を表しており青帯は正常を表し、赤帯までショックアブソーバーが沈む過重状態を表します。
零戦のショックアブソーバーは萱場製作所(現KYB株式会社)です。 
パイロットが脚操作杷柄を上げに操作すると脚は収納操作を始め、脚の位置により赤・黄・緑のパイロットランプが点灯、収納されると主翼上の目視用の赤い目印が翼内の隠れます。  伊藤

n-37867734 at 11:20 | この記事のURL | |