機械設計科(CAD 専門学校)

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零戦の主翼

2008年06月21日 零戦の主翼

主翼1 零戦の主翼の内部構造を再現した模型は、ほとんどありませんでしたので連斬りシリーズで再現されたのはとっても貴重な模型だと思います。
さて、零戦は小馬力のエンジンで、格闘戦重視(運動性能重視)、長大な航続距離を求められたため、極限までの軽量化を求められました。ネジ1本、グラム単位で計算したとあります。主翼2軍部は「生きて虜囚の辱めを受けず」の思想のもと、パイロットを守る防弾を設計に盛り込む要求は出しませんでした。そのため、初期の機体には防弾装置は一切ありません。極端な軽量化のためリブの構造はもちろん、外板の厚さは0.5ミリという薄さです。これが格闘戦の強さを出した反面、急降下での速度制限を生む原因となっています。また、主翼の強度を保つために左右の主翼とコクピットを一体構造としていますが、この構造は量産向きではありませんでした。
写真は52型の主翼で翼内燃料タンクを見せるために、一部の部材をカットしてあります。これを見るとエルロン(補助翼)はワイヤーリンゲージ、脚とフラップは油圧という構造が解ります。
翼内燃料タンクは主翼付け根付近の主タンクが430リットル、外側に各40リットルのタンクがありました。 

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